ストーリーまとめ 第六章「局部壊死」6-13「火も、光もなく」のあらすじ、感想

あらすじ:廃墟の下に閉じ込められている中で、ドクターはフロストノヴァと彼女の過去、家族、信念やボジョカスティについても話す。そして彼女はドクターとちょっとした賭けをした。

ストーリーまとめ

フロストノヴァとドクター

廃墟の下に閉じ込められてしまったふたり
寝言を言いながら眠るフロストノヴァに呼びかけるドクター
目覚めた彼女は、「自分を殺さなかった借りは、今ドクターを殺さないことで返したことにする」といい、話し出す

フロストノヴァは奴隷制を正当化するための流刑地である西北凍原の採掘場で生まれた
採掘工だった実の両親は彼女をかばって亡くなった
ウルサス皇帝の戦時政策に反対していた
士官が逮捕者リストを埋めるためだけに、両親を流刑地に送ったのだった
次々と鉱石病を患う採掘工たち
ウルサスの駐在軍である採掘場の監視官は、くじ引きで鉱石病患者の運命を決め、殺人に興じるようになった
フロストノヴァが五歳の時に両親、十歳の時に祖母が黒いくじを引いた
彼女自身は十一歳の時にくじを引いたが、その頃には採掘場自体が遺棄されることになっていた
ウルサスはこれまでにも感染者の子どもたちを殺害し、採掘場を爆破することで闇に葬ってきた
感情が弾けたフロストノヴァは、アーツを使って4人の士官を始末したが、取り押さえられてしまう

ボジョカスティの部隊到着

窮地を救ったのが彼女が父と呼ぶ、ウルサスの尉官だったボジョカスティの部隊だった
部隊はウルサス兵たちを抹殺し、感染者である採掘工たちの子どもを救った
ボジョカスティは鎧を脱ぎ、フロストノヴァを強く抱きしめる

フロストノヴァはポケットからキャンディを取るようドクターに頼む
彼女の身体は指先から首まで動かせない状態だった
勧められ、自身も口にするドクターだったが、キャンディは辛かった
その辛さからわずかなぬくもりを感じていた

キャンディの辛さ

ボジョカスティについて話すフロストノヴァ

ボジョカスティはサルカズ種である
最後に参加した作戦で感染者となった
感傷的で、こだわりのあることには頑固で石頭
かつてはウルサスの英雄と呼ばれていたが、殺人マシーンでもあった
年老いた後は前線を退き、某都市の守役に就いていた
妻は早くに亡くなり、学者になった息子とふたりで暮らしていた
ある衝突で息子を失って以来、ボジョカスティはウルサスを離れ、遊撃部隊を編成する

ロドスが良い戦士tたちであることは認めるが、信頼は置けず、製薬会社ということも信じられないと話すフロストノヴァ
アーツは強力だが、その身体はひとりの感染者のものと相違ない
徐々に戦場に参加するようになった彼女は自分のアーツが誰かを救ったかどうか、疑問を感じていた
採掘場での生き残りを集めて作ったのがスノーデビル小隊
彼女が敵視するのはウルサス人そのものではなく、ウルサス帝国だけだった

ボジョカスティとの不和の原因は「彼があらゆる手を尽くして感染者団体を擁護すること」だった
ある廃都市でタルラと出会い、共闘することで友人となった
キャンディもタルラが作ってくれたもの

タルラは龍門を奪取し、感染者たちの都市に仕立て上げようとしている
フロストノヴァは彼女の動向に猜疑心を持つようになった
仮に戦えば、敗れたとしても道連れにはできると考えている

瓦礫を掘り起こす音が聞こえ、暇つぶしに付き合ったことをドクターに感謝するフロストノヴァ
ドクターに対して掛けを提案する
ロドスが先にここを掘り当てたら、ドクターと仲間を一瞬で殺す
逆に彼女の仲間が掘り当てたら、ドクターの命もそこまで

尉官って何?

軍人の階級で、陸海軍における大尉・中尉・少尉の総称。

感想

お… 重い…

話が重すぎて、読むのに超時間かかっちゃいました。

フロストノヴァの過去が壮絶過ぎますよ。

そして両腕が凍傷になることもいとわずに、彼女を抱きしめたボジョカスティ。

ここは読んでる時に泣けました。

士官のいい加減なリストづくりのせいで、過酷な環境に放り込まれ、暇つぶしに殺されていく仲間たち。

フロストノヴァはどれだけ悔しかっただろうか。

まったく救いのない環境・状況の中で、自らを救ってくれたボジョカスティを父と慕うのにも納得ができます。

パトリオットことボジョカスティとロドスは対立している立場にあるのですが、いつか交戦することもあるのでしょうか。

こんな話を聞かされた後だとめっちゃ戦いにくいんですけど。

スノーデビル小隊がどういう経緯で編成されたのかも明らかになったため、余計やりにくくなりました…( ³ω³ )

それにしても、話を読み進めるうちに全ての問題の根源となっているのがウルサス帝国ではないかという気持ちになってきます。

感染者に対する迫害が、多くの悲しみや残酷さを生んでいるように思えますが…

自分が感染するかもしれない、しかも感染したら必ず死んでしまう、とわかっていたら人は差別せずにはいられないのでしょうか。

非常に重たいながらも、フロストノヴァとパトリオット、そしてタルラとの出会いについて明らかになる、重要な回でした。

次回:6-14「氷原の霜」

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