ジュナーはグムの攻撃時のクセを指摘し、改善しようと試みる
あらすじ
ズィマー、イースチナとの三人で暮らすグムはいつものように目覚めるが、ふたりの姿は見当たらず、書き置きだけが残されていた。
ロドスのキッチンで働くグムは空腹に耐えられず制御不能になり、ジュナーに噛み付いてしまう。
大量の食事を終えたグムに、ジュナーは「連続して腕を振れない理由」を問う。
改善できないか、午後の研修後に試すふたりだったが、簡単には克服できない習慣だった。
部屋に戻り、暗い部屋でグムが泣いていると、ロドスに来て一周年を祝すための買い出しからズィマーとイースチナ戻る。
リエータも交えたお祝いを終えた後、グムはズィマー、イースチナとともにひとつのベッドで眠る。
彼女らや、自治団のウルサス人たちとともにあることも、またグムの習慣だった。
グムの習慣
・イースチナに起こされると彼女の手を握り、同じ方法でズィマーを起こす
・飢餓状態になると制御不能になり、なんでも食べる
・二回腕を振ったらそこで一旦止める、三回目に全力を出してしまう
・どこへでも金庫の鉄扉で作った盾とフライパンを持っていく
・歯磨き粉を限界まで使ったら直接口で吸って歯に塗りつける
・高いところに立つ時、柵があったとしても縁から距離を取る
・真っ暗な場所に長く居た時…
・楽しい時に心の底から笑う
・夜眠る時、必ずベッドライトを点ける
・自治団のウルサス人やズィマーとイースチナ、彼女たちともにあること
感想
いつも明るいグムにもこんな一面があったのか…。
しかし救いがあるというか、ふたりがそばに居てくれることで「習慣」にも振り回されなくてすむのが良いですね。
この三人はセットで出撃させたくなるなぁ。
三撃目はジュナーにダメージが通るほどの威力になる、ということで秘められた力への描写もありました。
あんなに可愛いのにむちゃくちゃ力が強いんだな。
過去の失敗によって、三撃目が出せなくなってしまった、とのことですが、いつか克服できるのだろうか。
そして、飢餓状態で周りに何も無い時、真っ暗な場所に長く居た時はどうなるのか?
このふたつは明らかにされませんでした。なかなか闇が深そう。
あと、ロドスの宿舎、キッチン、重装オペレーターの訓練所など、ロドスの内部が伺える内容にもなっていました。
「ウルサスの子供たち」のストーリーは全体的に、ちょっと重たいお話になってるようですね。